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ポータブル電源で後悔しないために押さえておきたいポイント
ポータブル電源は、キャンプやアウトドア、災害時に活躍する便利なアイテムです。しかし、実際に購入した後に「想像以上に重い」「使いたい家電を動かせなかった」といった後悔の声も。
本記事では、初めてポータブル電源を選ぶ方や、買い替えを検討している方が失敗しないために押さえておきたいポイントを詳しく解説します。ぜひ最後までご覧ください。
購入後に気づく落とし穴は何?
思っていたより重い、大きい
ポータブル電源という名の通り、持ち運びを前提としてご購入される方は少なくありません。しかし、実際に届いた製品を手にしてみると「思っていたよりも重くて持ち運べない」といった声が上がることがあります。
ポータブル電源の容量が大きいほど重要は重く、サイズも大きくなるのはある程度仕方がないことですが、具体的な数値をチェックせずに購入すると、こうしたギャップを生んでしまう事があります。
容量や出力不足で使いたい家電が動かない
「ポータブル電源で炊飯器を動かしたい」「ポータブル電源でお湯を沸かしたい」と思っていたのに、いざポータブル電源と家電をつないでみると、容量や出力不足で家電が動かないという事例もよく耳にします。数字だけを見て「これくらいあれば大丈夫だろう」と安易に選んでしまうと、実際に使おうとした家電を動かせない可能性があります。
たとえば電子レンジやドライヤーのように1000Wを超える家電を動かしたい場合、それを上回る定格出力が必要です。同時に複数台を動かす場合は、各家電の消費電力の合計値を上回る定格電力が必要です。また容量が小さいモデルを選んでしまうと、家電を少し使用しただけで電力が底を突いてしまうケースも考えられます。
充電不足で、いざというときに使えない
災害対策や非常時の備えとしてポータブル電源を購入したのに、「いざ電源が必要になったとき残量がほとんどなかった」という事態に陥るケースも少なくありません。 ポータブル電源は機器に給電していない状態でも少しずつ放電をしてバッテリー残量が少なくなる特性 (自己放電) があります。そのため長期間充電していない場合、使用時に電力が少量しか残っていない可能性があります。
メーカーのサポートが不十分
ポータブル電源は電気製品である以上、不具合やバッテリーの劣化などさまざまな問題が起こる可能性があります。その際に頼りになるのがメーカーのカスタマーサポートですが、十分な対応をしていないメーカーもあるため注意が必要です。 また保証期間の短さや、保証の範囲が限定的であることに気づかず購入してしまうケースも後悔の原因です。
後悔しないための見極めポイント
上記のようなトラブルを回避するためには、製品の見極めが大切です。ここでは、後悔しないためにおさえておきたい要点を5つに分けてご紹介します。事前にしっかりとチェックすることで、長く快適に使い続けられるポータブル電源を選べるでしょう。
持ち運びやすさ
アウトドアなどで頻繁に持ち運ぶ場合は、小型で軽量なモデルが理想的です。しかし、小型モデルは容量が小さくなる傾向があり、逆に大容量モデルは重量も大きくなりますが長時間の使用が可能です。 大容量のポータブル電源の場合は、持ちやすい形状かどうか、持ち運び用のバッグがあるかを確認しておくと良いでしょう。中には持ち運び用のキャスターが付いている製品もあります。自分たちで持ち運びが可能かしっかり確認しましょう。
家電の消費電力とポータブル電源の出力・容量
後悔を防ぐためには、まず「どの家電をどれだけ動かしたいか」を明確にすることが大切です。 例えばキャンプでLEDランタンやスマートフォン、タブレット程度を充電するだけであれば、容量が小さく出力も低めのモデルで十分対応できます。しかし、冷蔵庫や電子レンジなど電力を多く消費する家電を使いたい場合は、高出力かつ大容量のポータブル電源が必要です。
ポータブル電源の出力とは
ポータブル電源で家電を正常に動作させるためには、まず定格出力が家電の消費電力を上回っている必要があります。定格出力とは、ポータブル電源が安定して供給できる電力量を指します。この値が家電の消費電力より低い場合、ドライヤーを動かす事はできません。
ポータブル電源の容量とは?
ポータブル電源の容量は、「Wh (ワットアワー) 」という単位で表されます。これは「W (ワット) 」と「h (時間) 」を掛け合わせた値で、バッテリーに蓄えられている電力量を意味します。分かりやすく言えば、「1時間に使用できる電力の大きさ」ということ。
例えば、300Whの容量なら、理論上300Wの電力を1時間使用できる計算になります。 ただし、ポータブル電源から家電へ給電する際に電力ロスが発生する事から、ポータブル電源容量全てを使う事ができません。電力ロスを考慮する場合は容量のWhに80%を掛ければ実際に使用できるおおよその容量を導き出す事ができます。
計算してみよう
例えば、消費電力が1200Wのドライヤーを、1000Whのポータブル電源で動かす場合、理論上は次のような計算になります。
1000Wh × 80% ÷ 1200W = 約40分 (※)
理論上、1000Whのポータブル電源では1200Wのドライヤーを約40分稼働させることが可能です。
(※) 理論値のため、実際の稼働時間とは異なります。
複数の家電を同時に使う場合
複数の家電を同時にポータブル電源から給電する場合は注意が必要です。出力と容量共に消費電力が1200Wのドライヤーと消費電力が300Wのホットカーペットを使用する場合の消費電力は合計の1500Wとなります。出力と容量にはゆとりを持たせる事をおすすめします。
保管方法
ポータブル電源は、長期間充電しないと自己放電によりバッテリー残量が少なくなります。だからこそ、「充電する時は、満タンにしたい」と思うのが自然ですが、一般的には満充電時は充電電圧が高くバッテリーに負荷がかかると言われており、一般的なポータブル電源の場合、80%程度の充電に留めての保管を推奨しています。 もちろん定期的に80%まで充電するのが好ましいですが、ついつい忘れがち。
だからこそ、各ポータブル電源の保管方法にも着目してみましょう。 例えばAnkerの「Anker Solix C1000 Portable Power Station」はッテリー容量に適切な余裕を持たせた設計を採用しているため、100%満充電での保管が可能です。また主電源をオフにする機能を搭載することで自然放電を軽減でき (半年で約5%程度) 、充電の頻度も少なくてすみます。
安全性とサポート内容
ポータブル電源は長く使う製品です。できるだけ寿命が長いもの、また何か合った時のサポートを受けられるかは非常に重要な要素です。
「Anker Solix C1000 Portable Power Station」は、電池寿命の長さと安全性の高さが特徴のリン酸鉄リチウムイオン電池の採用に加え、独自技術により電子部品の長寿命化も実現。電池、電子部品の全てが長持ちだからこそ、10年にわたりご利用いただけます (※) 。 また、Ankerならではの長寿命ポータブル電源だからこそ、業界トップクラスの最大5年保証付き (2022年3月22日時点 Anker調べ) 。
万が一、不具合が生じた場合もご心配ありません。専門スタッフによるアフターサービスも充実しており、日本国内の自社コールセンターによるサポート体制、メール、チャット、お電話などお好みの方法で製品に関するお問い合わせが可能です。
※電池容量が初期容量の80%まで劣化するまでのサイクル回数は3,000回以上、電子部品の寿命は50,000時間を誇り、適切な利用方法および環境下においては、1日1回ご利用いただいても約10年に渡り正常な状態を保ちます
自信をもってすすめたいAnkerのポータブル電源
ここまで、後悔を招きやすいポイントと、その対策として押さえておきたいチェック項目を解説してきました。では、具体的にはどのような製品があるのか。ここからは、Ankerのポータブル電源をご紹介します。

欲しい機能全部入りの大人気ポータブル電源
Anker Solix C1000 Portable Power Station
スマホより速い充電時間とコンパクトさを実現したAnker Solixシリーズを代表する大容量ポータブル電源の人気モデル。独自の急速充電技術HyperFlash™️により100%満充電までわずか58分。90%以上の家電を動かすパワフルさで、定格は家庭用コンセントと同じ安心の1500W。さらに独自技術SurgePad™️により消費電力2000Wまでの家電に複数同時給電が可能。
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Snow Peakモデルのポータブル電源
Portable Power Station 1000
AnkerとアウトドアブランドSnow Peakが共同開発。これ一台であなたのキャンプライフをより豊かに彩るスペシャルなポータブル電源です。
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防塵・防水機能搭載のライト付属モデル
Anker Solix C800 Plus Portable Power Station
768Whの中容量帯ながら1200Wの高出力で幅広い家電に対応かつキャンプライト搭載型モデル。独自の急速充電技術HyperFlash™️により100%満充電までわずか58分。業界最高水準の高出力で、電気ケトルやドライヤーなど消費電力の高い電化製品も利用可能で、1200Wを安定して出力できるパワフルな一台。
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両手を使わずに持ち運べる小型軽量モデル
Anker Solix C300 Portable Power Station
家族を守る防災対策の第一歩として最適な小型軽量モデル。家族全員が安心して使用できる288Whのバッテリー容量と最大300W出力に加え、キャビネットの中や玄関の靴箱にも収納可能なコンパクトさ。付属の肩掛けストラップを使用すれば両手を使わずに持ち運ぶことができるため、避難時にも持ち運びやすいことが特徴。
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